東京秋葉原無差別殺傷事件

昨年の6月に起きた、東京の秋葉原無差別殺傷事件の影響で事件を起こした人間以前に刃物が悪いとダガーナイフの取締りの法案が施行され1月5日よりの猶予期間を経てこの7月5日から本施行となります。刃渡り55ミリ以上の両刃の刃物は刀剣とみなされ一切の所持が禁止となります。

これで今いちばん困ったのは、調理に使う牡蠣(カキ)をむくナイフの一部がこれに該当するようで、コックさん板前さん加工業者さんが大騒ぎです。
これに似た事件が昔ありました。昭和30年代の頃と思いますが、当時の社会党の浅沼委員長が公演中に演壇上で右翼と思われる男に短刀で刺されて死亡した事件です。これの影響で学生が使っている鉛筆削り用のナイフが筆箱から消えました。そして、子供たちは当時遊びには欠かせない、当たり前にポケットに入っていた肥後の守ナイフも所持が禁止となりました。
ナイフを上手に使えなくなり、その影響で手先が不器用になり、あげく箸を上手に持てなくなった子供が増えたんだと言った人がありました!?