これまでか!

刃の幅はまだ広いし、はがねも付いている。なのにもうこの包丁は使えない。





こんな残念な事が時々起きます。一時期にこんな状態にはなりませんが、長い間使って、この包丁はステンレスではないので首根っこの部分の錆が進んで最後には折れてしまいます。折れてしまってはもう使えません。柄込み(柄の中に入る部分)を溶接で付け直すか、あとは捨てるだけです。
こんなになった原因は、まず毎日の水切りが悪かったことが上げられます。柄は天然木を使いますのでよく水気を含みます。毎日仕事が終わったとき全体を良く洗い良く拭いて危険のないような風通しの良いところに置いておくことが肝心です。
流し台の扉の包丁差しに、水気の付いたまま差しておくと大抵の包丁はこんなになってしまいます。
とにかく錆びる鋼の包丁は汚れを取っていつも乾かしておくことが必要です。