知恵袋

お年玉プレゼント!

◎あけましておめでとうございます。 お正月のお年玉で、皆さんに「お試し研ぎ券」プレゼント(一ご家族様一点限り)。この日記をご覧の方限定です。店頭では差し上げておりません。今年始めの運試し?。たくさんご応募ください。

★「08ほうちょう祭り」本日最終日 ◆ご好評いただいております「ほうちょう祭り」も本日が最終日です。 ■包丁祭りにちなんで、今日はハサミのご紹介をさせていただきます。一見すると、どれも同じ格好寸法のハサミですが、使っていただいて切っていただくと…

ほうちょう研ぎの講座・8月17日開催

ただいま、AM9時とPM4時は予約が入っています。 AM11時とPM2時は受付中です。 ■ご自分でお使いの包丁1丁と、砥石の中砥と仕上砥石をご持参ください。

刃物回収リサイクルBOX

お母さんが毎日毎日お料理を作るのに活躍してくれた包丁。庭の木をきれいに刈ってくれたハサミ達。お父さんが大工仕事をするのを助けてくれたノコギリ達。実にたくさんの刃物たちがその役目を終えてこの箱に詰まっています。これからまた次の刃物に生まれ変…

シェフの牛刀

司厨師士会の重鎮鈴木穂氏の牛刀です。グリップに木綿の水糸を巻きつけて加工してあります。滑り止めだと言われますが細かいことはまだ良くお聞きしてありません。でも珍しい加工です。 □6/15・その後のお話を今日お聞きできました。実は鈴木さんは手が大き…

江戸っ子のうなぎ裂包丁

関東型(江戸型)のうなぎ裂き用の包丁です。いかにも日本の刃物、日本刀に似ています。 うなぎの蒲焼の方法は、私たちの住むこの中部地方と、江戸、関東地方ではうなぎの腹を裂いて調理するのか、背中を裂いて調理するのか大きく違います。 中部地方は腹を…

もう一つの可哀想なハサミ

なんか変ですね、このハサミ。先が踏まれて折れてしまったものを長さを削って揃え、こぼれた刃も研磨して整えたものです。 でもこれで何とか仕事が出来るはさみに戻りました。

ラシャ鋏の二枚の刃

ラシャ切ハサミの二枚の刃はそれぞれ構造が違って出来ています。 下から受けている方の刃は、刃先が丸く弓なりの構造です。上から押さえている刃は、刃先が一直線になっています。 たいていのハサミは、二枚の同じ軽く弓なりになった刃が合わさって出来てい…

可哀想なラシャ切はさみ

このラシャ切鋏に出会ったのは4,5年前でした。何丁か研ぎ直しをお預かりした鋏の中の一丁です。刃は二枚とも外側に曲がって開いて、ハンドルは潰れて指が入る状態ではなく、刃こぼれも大きく二箇所ほどありました。 どうしてこんなになったかは、お聞きで…

切っ先の丸い包丁

刃のいちばん先の、切っ先が欠けてしまったり丸くなってしまったものを研ぎ直すとき、刃先は真っ直ぐに、そして背中を削って切っ先を尖らせます。 拡大画像のように、切っ先が丸く反り上がったまま刃を付けてしまうと、包丁を余程起こさないと切ることが出来…

一所懸命生きてきました

これは本当に良く手入れされ大事に使われてきた鋏です。当店にて何度も研ぎ直しをさせていただいて来た鋏ですが、本当に良く使われているのですが、しかも丁寧に使っていただいている鋏の見本みたいなものです。 だんだん寿命が短くなってきていますが、ネジ…

これまでか!

刃の幅はまだ広いし、はがねも付いている。なのにもうこの包丁は使えない。 こんな残念な事が時々起きます。一時期にこんな状態にはなりませんが、長い間使って、この包丁はステンレスではないので首根っこの部分の錆が進んで最後には折れてしまいます。折れ…

こぼれる程切れる?

こんなに大きく刃がこぼれてしまいました。もうこれは使えないかな。 刃がこぼれてしまった原因は、冷凍食品を切ったとの事でした。この包丁はステンレス製のもので余程ひどい切り方をしない限りこんなに大きく刃が欠けることは有りません。しかし冷凍食品に…

剪定はさみの裏刃研ぎ

植木を剪定するはさみは二種類の切れ刃と受け刃で構成されています。昔ドイツから伝わって来たのでしょうか、「ドイツ鋏」と言われて今に至っています。 この剪定はさみの研ぎはまず、どちらの刃も裏は錆びや木の渋をきれいに取り、次に受け刃は薄くなった砥…

包丁カツラの直し

よくある包丁のカツラ(口金)の緩みです。包丁のカツラの種類は、真鍮、洋白、ステンレス材、水牛角、プラスチック等があります。それぞれ長所短所がありますが、金属のものは使っているうちに薄いものは破れてとれてしまったり、水牛は割れてしまったりし…

刈り込み鋏の裏研ぎ

鋏の研ぎは、この刈り込み用の鋏に限らず刃の形は、片刃ですから表の刃を研ぎ込んで、裏の刃は平らでなくスキ込んで研いでゆきます。画像の裏刃は砥石でぴったりと丁寧に研いでしまったものです。 はさみは二枚の刃物がすり合って物を切ってゆきますので接触…

ラシャ鋏

長い間ご苦労様、お疲れ様でした。 このハサミが出来たのは昭和の初期頃ではないかと思います。ずいぶん長い間活躍してきたことでしょう。 ハサミはいつまで研ぎなおして使って行けるのか。このハサミを例にとってお話いたしますと、まずどこまで研ぐことが…

汚れ取りの優れもの

包丁を研いで行く上で砥石で研ぐ前の汚れ落しに、もうひとつ使っている優れものがあります。 画像にあるのが研ぐ前の包丁と使用中の研磨布で、まだ汚れ落しがしていない状態です。拡大画像はきれいになった包丁と新しい研磨布です。 包丁の汚れ落しは、刃の…

片刃の包丁の裏押し研ぎ

魚を調理する、刺身包丁、出刃包丁はみな片方から刃を削ってあるいわゆる片刃包丁です。 この包丁を研ぐときは、片方の面(写真画像で刃を下にして右側)の刃の面だけを砥石にぴったりとあてて平らな砥石で研げばよいのです。 このように片方の刃の全体を研…

老舗の生け花ハサミ

日本でも華道においては有名な生け花用のハサミですが、今まで当店もよく研ぎ直しをいたしますがその度に思うことは、もう少しカシメ鋲が太ければガタが来なくて長持ちするのではないかと思うことです。 色々なメーカーのお花ハサミを研ぎますが、このメーカ…

トレルのお話

「トレル」は手に優く、二度拭きがいらず、消臭効果もあり、環境にやさしく汚れ落しがすばやく出来ます。 【手に優しく、刺激臭がない、汚れ落しができる「トレル」のご紹介】 ■多機能還元水pH12アルカリイオン水とコロイド粒子が汚れに浸透し、汚れを何…

キエルのお話

「キエル」いかにもいい加減に名前を付けたんではないかと言う名前ですが、これは極めて優れもので、しかも人に優しい植物性素材が原料の消臭除菌剤です。 【消臭・除菌・防かびスプレー「キエル」のご紹介】 ■無農薬国産大豆のエキスが主成分だから高い安全…

よくぞここまで

よくぞここまで使っていただきましてありがとうございます。 この包丁の最初の刃の幅は6センチ近く有りましたが、今は3.5センチ程になってしまいました。調理にも良く使っていただいて、いつもよく切れるよう研がせていただいています。柄も1,2度取り替…

どっちが切れる?

従来からの錆びる包丁はよく切れるが、錆びないステンレス包丁は切れないですねと、包丁をお求めになるとき、お客様がよくおっしゃいます。 科学的なことをお話しますと(刃物屋のおやじが勝手に思い込んでいるいい加減な事と受け取ってください)錆びる包丁…

鋏のネジ

以前、4月30日に庄三郎ラシャ鋏のネジについてお話しましたが。その続編で、実はネジの部品がもうひとつ有る事をお話いたします。 以前の画像ではネジの部品が7ツ有りますが実はもう一つここに写っていない部品が有るのです。今日の画像の一番右側にある…

握ハサミを研ぎます

ニギリ鋏(糸切り鋏)はこうして研ぎます。 刃物を研ぐには砥石に刃物がきちんと当たらなくては研げません。このニギリ鋏は刃が内側に有って、しかも二つの刃が根元で一体になっています。製造の時にはまだ曲げてないので研いで刃を付けるときも簡単ですが、…

庭のお手入れはノコギリが必要です

そろそろこんな刈り込み鋏の修理が増えてきたようです。 暖かくなってやっと庭の草木の手入れがしやすい時期になって来ましたので、まず道具の手入れをしてからと言うところでしょうか。 お預かりした刈り込み鋏のうち3丁のうち2丁までが、刃が異常に変形…

パン切りほうちょう

こんな包丁を研ぎました。パンを切る波刃の包丁です。 最近のパン切り包丁は波刃のものが殆どで切り易くきれいに切れます。 昔(約20年くらい前)のパンきり包丁は、木を切るのこぎりと同じように刃の左右にいわゆる目があり、パンを切るとオガクズのよう…

柄の白いほうちょう

こんな柄の白くなった包丁をお預かりしました。 もともとは真っ黒のパッカーウッド(高級耐水性合板)なのですが、材料が違うのかと思われるくらい白くなって、しかも何か表面がざらざらして手にトゲが刺さりそうでした。 原因が良く分からないので引き取り…

ほうちょう研ぎの講習会

今日は包丁を何丁か研ぎにお持ちいただいたお客様が、自分でも研いで見たいとおっしゃるるので臨時に研ぎの講習会を開催いたしました。 今までも何人かの方が包丁の研ぎ方を練習して行かれました。条件はご自分の包丁と砥石をご持参いただくことだけです。 …